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脳脊髄液減少症と心 ~セロトニンとの関係~

こんばんは♪

くろです。最近かなり気温が下がってきていますが、みなさんは如何お過ごしでしょう

か?

寒くなると、身体が固まって、いつもの症状が何割か増しになる今日この頃です

(´・ω・`)

やっぱり身体を温かくして、循環をよくしてあげるのは大切なんですね⛄

 

では、本題へ・・・

今日は、セロトニンについてです。

 

セロトニンとはなんぞや?

 

みなさんはセロトニンという言葉を聞いたことがありますか?

私は、看護師なので、神経伝達物質のひとつであるという認識はあったんですが、

どんな役割があるのか、じっくり興味をもったことがありませんでした。

私が知っていた一般的な知識でいうと、ペットに癒されると「セロトニン」が分泌され

て心が穏やかになる、ということくらいでしょうか💦

しかし、この病気になって、私たちが生きていくために、いや髄液が減ってしまった私

達にとっては更に大事なものだと知り、とても驚きました。

それを知ったのは、昨年の脳脊髄液減少症研究会でのことです。

セロトニンの専門家の有田秀穂先生の講演がきっかけでした。

そして、その中には看護のヒントがたくさん隠れていて、興奮を抑えられませんでした

\(^^)/

私は初めて有田先生の名前を伺ったのですが、後で調べたらとても有名な先生でした💦

もしやみなさんはご存知でしたか(; ・`д・´)?

 

セロトニンの不足はどんなことが起きる?

 

有田先生の講演は「心の怪我をリハビリする:セロトニン生活の勧め」という題目だっ

たのですが、本当に興味深かったです。

・人間は簡単に解決できないストレスが続くと、誰でもストレス性の疾患

に陥る。

 

・そしてストレス反応には二つの反応経路がある。

 

・一つのストレス反応経路はコルチゾールを分泌させ、免疫抑制・高血 

圧・糖尿病・肥満などを誘発する。

 

・もう一つのストレス反応経路はセロトニン神経を障害させ、セロトニン

の分泌を減らしてしまい、うつ病パニック障害・不安神経症などのメン

タルの問題を引き起こす。

 

・ストレスが誘因のセロトニン神経の障害には薬物による対症療法だけで

は不十分で、弱ったセロトニン神経によって折れた心を積極的にリハビ

リする介入が必要。

 

セロトニンを合成するできる際簿は脳幹・縫線核に数十万個の細胞集団

として存在している。その軸索は脳全体に投射し、五つの脳機能に影響を

与える。

 

①大脳皮質に投射して、覚醒状態を最適にする

大脳辺縁系に投射して心の状態を整える

③自立神経中枢に投射して交感神経と副交感神経の平衡を調節する

④痛覚伝導路に投射して痛覚抑制系として働く

⑤抗重力筋の運動ニューロンに投射して、保痛効果を発揮する

 

・これらの影響を持つセロトニン神経は睡眠時にはほとんど活動せず、覚

醒と共に神経反射が持続的の発現する。

 

・その覚醒時の発射活動がストレスによってきちんと発現しなくなると、

朝の覚醒が悪く、ネガティブな気分が強く心のバランスが崩れ、自律神経

失調症が現れ、不定愁訴的・慢性的な痛みも現れ、姿勢や顔つきに緊張が

なくなる。

 

という内容でした。歪んで伝わることがないよう、引用させて頂きました。

髄液の時と同様、また少し専門的な用語が出てきてしまってごめんなさい😣

これらに関しては先生方によって多くの研究がなされた結果とのことです。

つまり、ストレスによってセロトニン神経が障害されてセロトニンの分泌が減ってしま

うと、上にある5つの機能がうまく働かなくなってしまうんですね。

そして、朝の覚醒が悪く、ネガティブな気分が強く心のバランスが崩れ、自律神経失調

症が現れ、不定愁訴的・慢性的な痛みも現れ、姿勢や顔つきに緊張がなくなる、という

ような症状が出てきます。

以前、はじめの頃の回で、私も精神状態がボロボロになって、自分でも驚くほど泣いて

ばかりの入院生活であったとお伝えしたことがあったのですが、きっとセロトニンの分

泌が減っていたのも関係していたのでしょうね😣

 

そして、はじめに書きましたが、なぜ髄液が減ってしまった私たちに関係があるかとい

うと、髄液の中にもセロトニンが含まれているそうなのです。

ということは、髄液が減るということは、セロトニンも減ってしまうのですね。

 

しかし、セロトニンの減少を薬の内服で治療することは対症療法でしかなく、原因療法

ではありませんとのこと。

では、どうしたらいいのか・・・!?

安心してください・・有田先生は教えてくれました(*‘∀‘)

 

セロトニンの分泌を増やすにはどうしたらいい?

 

このような状態に陥ったケースに対して、セロトニン神経を自力でリハビリするには、3つの活性因子がある

①太陽の光

②歩行・呼吸・租借のリズム運動

③グルーミング

①太陽の光

これは、そのままです☀

1日の間で気持ちよく太陽の光を浴びる時間を作る。

 

②歩行・呼吸・咀嚼のリズム運動

この3つはリズム運動というところがポイントで共通しているそうで、

歩行は30分くらい無理ない速さで。

辛い程の速度では、違うものが分泌されてしまうそうです。

 

呼吸は呼吸法を取り入れ、エクササイズとして5分程度行うといいそう。

普通の呼吸では効果がないが、呼吸法ではセロトニンの分泌量が増えたとのこと。

 

咀嚼は、ガムを噛む。

ガムを噛んだら、鎮痛作用が得られた論文もあり、ガムを食べている間に刺激を与えた

ら70%程度まで痛みの反射刺激が落とせたという発表もあるそう。

 

③グルーミング

スキンシップや交流を指し、人や動物と交流しスキンシップをとることで得られる。

私も大好きな愛犬と戯れるだけで、信じられないくらい穏やかになれます。

 

これらの働きによって活性化するのはせいぜい30分から1時間程度とのことですが、

毎日続けることで繰り返しセロトニンの分泌がされ、回路が変化してセロトニン分泌の

高い状態へ戻るそうです。

 

大体1日30分でも3か月続ければ、必ず戻ってくるそうです。

 

つまり、逆に3か月間このような働きかけがない状態が続くと、誰しもセロトニンの分

泌が減り、症状の出現のおそれがあるということだそうです。

だから、うつ病パニック障害等の患者さんが増えている現代の背景には、遺伝的な要

素だけではなくて、車や、パソコン、インターネットの普及により、動くことが減っ

て、セロトニンの神経が弱ってしまっている人が増えているということが影響している

のではないかとお話されていました。

 

私の場合は、無類のガム好きで、10年ほどガムを欠かしたことがない生活を送っていた

のですが、顎も大事だし入院を機に止めよう!と決心をし、なんてタイミングの悪い止

め方をしてしまったのだろうと後悔してます(T_T)

ただ、歩行とグルーミングは私にはとても効果があったのだと今振り返ると思います。

愛犬や大切な人が近くに来てくれるだけで、幸せな気持ちになったり、その時だけ痛み

が和らいだり。あとは、お気に入りのガラスの小物を見ると落ち着きますが、これも仲

間なのでしょうか(´・ω・`)

 

退院後3分で限界を迎えた散歩が、いつしかウォーキングと呼べるレベルまでになっ

て、1日30分歩くことが習慣化してきたころから、顔つきも言うこともしっかりして

きたって言われるようになり、頭も少しづつ働く様になってきて、少し文字を読む気に

なれたり、病態的にも精神的にも体力的にも色んなことが広がったように感じます。

天気のいい日にお散歩をすると、無意識に呼吸を深く吸いたくなって、深呼吸もよく

してましたな。

家から出て外の世界に行けるかもって期待も持てるようになったし、そのお陰で前向き

に頑張ろうと思えることも増えてきて、こうやってきっと相互に色んなことが絡み合っ

ての結果なのでしょうが💦

ただ、私の中でここまで回復できたカギはこの無意識に行っていた、この日常生活の中

の行動の数々がセロトニンの神経リハビリになっていたのは間違いないかな、と思いま

す。

意を決して出発したお散歩が3分で限界を迎えた時、もうだめだと思いました。

再発も怖いし、無理もよくないし、どこまでが体力を回復させるためにしてよい無理

で、どこからが危険な無理になるのだろう・・・と怖くて怖くて。

でも、あの時試行錯誤しながらも、自分にできる範囲で一日10秒でも多く外にいよう

と、1分で帰る日があってもいいじゃないかと自分に言い聞かせ、地道に続けられたこ

とが今に繋がっていると思うと、結果が見えるのは数年後と長い先になっても、諦めな

くてよかったなと思います。

しかし、私は今怠けてできていません。だから、あまり調子がよくないです( ;∀;)

なんだか元気が出ないな~と思ったら太陽の光は出勤の5分、車で行くので歩きもせ

ず、呼吸は浅くなっているし、愛犬とも離れて暮らしているし、こりゃいかんですね。

慌てて、ガムを噛むところから再開しました。

どんなことでも継続できるということは、本当にすごいことです。尊敬します。

自分にできることからコツコツと。気合を入れすぎては、すぐめげる私は、ゆる~く

続けていけたらいいなと思います。

 

以上です★ありがとうございました♪